今やほとんどの食品に使われている添加物。気にしすぎると疲れませんか?
発がん性があるとか、腫瘍ができるとか、肝臓を悪くするとか、胎児に影響があるとか……調べれば調べるほど怖くなってきます。
食材の買い出しにも気を遣うようになって、スーパーでは必ず原材料をチェック。でも、チェックし始めると、保存料だの酸化防止剤だの何とかNaだの謎のカタカナ名だの、驚くほどたくさんの添加物が使われていることに気がつきます。
とても食べられないと手にした商品を棚に戻し……あれもダメこれもダメとやっていくと、スーパーの加工食品などはほとんど買えなくなってしまいます。
それで自然食品にこだわるようになると、お金もかかるし、お店もなかな見つかりません。やっと見つけたお店に買いに行っても、品揃えが少なかったり、家から距離があったりと使いにくい。
あげくに家族や友人からは「そんなに気にしなくていいのに」とけむたがれる始末。添加物を気にしすぎる自分がだんだんイヤになってきます。
とはいえ「もういいや!」と完全に振り切ることもできないんですよね……。
「もっと楽に、だけど安全に、日々の食事を楽しみたい」って思いませんか?
それには、添加物との付き合い方を少し考え直してみるといいかもしれません。
この記事ではワカバが実践している『ストレスなく添加物と付き合う方法』をお伝えしたいと思います。
ワカバは体の不調がきっかけで添加物を気にするようなりました。一時期はかなり神経質に食べ物に気を遣っていて、本を読んだりネットで調べたり……。

気にすればするほど、家族や友人からはめんどくさそうにされていました。
それが添加物との付き合い方を変えてみると、気持ちがずいぶん楽になって、まわりからけむたがれることもなくなっていきました。
添加物を気にしすぎてストレスを感じている方は、きっと今より楽になると思うので、この記事を読んでみてください。
添加物が気になる……でも添加物の是非は素人には分からない
添加物について調べていくと、「添加物は安全性を確認されているから大丈夫」という意見と、「添加物には毒性の強いものあるから危ない」という意見と、両方出てきますよね。
たとえば、食品添加物を管理する厚生労働省のホームページには、添加物の安全性について、次のように記載されています。
Q3.食品添加物は食べても安全なのですか?
食品添加物については、下記のような方法で安全性を確認しています。
食品添加物の安全性評価は、リスク評価機関である食品安全委員会が行います(食品健康影響評価)。具体的には、動物を用いた毒性試験結果等の科学的なデータに基づき、各食品添加物ごとに、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量」(ADI)が設定されます。
この結果を受けて、厚生労働省では、薬事・食品衛生審議会において審議・評価し、食品ごとの使用量、使用の基準などを設定します。
引用元:厚生労働省HP
簡単に言うと、「動物実験を行った上で、人間の健康に悪影響がない使用量(ADI)を設定しているから安全」ということですね。
食品を扱うような企業では、「厚生労働省の設定した使用量を守っているから大丈夫」という意見を述べているところが多いです。
一方でこんな意見もあります。
お米や野菜や果物などは、これまで人間が長い間食べる続けることによって、その安全性が確認されたものです。しかし、食品添加物はそうではありません。動物実験が行われ、その結果から、人間にも「害はないだろう?」という推定のもとに使われているにすぎないのです。
しかし、動物実験では、添加物が人間におよぼす微妙な影響はわかりません。
(中略)
また、一つの食品にはふつう複数の添加物が使われていますが、それらが合わさった場合の影響は調べられていません。
このように「動物実験では人間に及ぼす影響はわからない」「複数の添加物が合わさった場合の影響はわからない」という反対意見もあるんですね。
食品を扱う企業では、商品が売れないと困るので、添加物への批判はしづらいところです。とはいえ、厚生労働省で行っている安全確認も、科学的なデータに基づいて行われているものなので、まるっきり否定はできません。
また、同じ添加物であっても、危険という人もいれば、安全という人もいます。
今後の研究によっては、今安全と言われているものが実は危険とわかったり、逆に今危ないと言われているものが健康に害なしに変わることもあり得るんですよね。
詳しく勉強したり考えたりするほど「良いのか悪いのかわかんない!」となっていきます。
色々調べた結果、ワカバは「添加物はすべて危険なわけではない。何でもかんでも気にするのはやめよう」と気持ちを切り替えました。
結局、添加物ゼロの生活は無理
完全無添加の生活は、結局のところ無理ですよね。添加物を本気で気にしたことのある人ほど実感されていると思います……。
今や添加物は食品だけでなく、洗剤やシャンプー、リンス、石鹸など、あらゆるところに使われています。水道水だって塩素消毒されているんですから、もはや避けようがありません。
それらをすべて無添加のものでそろえたり、ウォーターサーバーを導入したりとなると、費用もかなりかかります。
購入できるお店も限られているので、お店探しや遠出する苦労もありますよね。
そんな時間もお金も作れない。その上自分が熱心になればなるほど、家族からは白い目で見られがち。
一人暮らしでお金も時間も十分にあれば、完全無添加の生活も実現可能かもしれませんが、そんなものは夢のまた夢……。
添加物ゼロなんて実際のところ無理なので、やはりどこかで折り合いをつけるしかないんですね。
ストレスなく添加物と付き合う方法
ストレスなく添加物と付き合うシンプルな方法は、「自分なりのラインを決めておくこと」です。
たとえば、次のような線引きは大切です。
- 調味料だけは完全無添加にする
- 市販の顆粒ダシは使わない
- 飲水と料理水はミネラルウォーター
とくに自分や家族が毎日口にするものについては、こだわっておいていいと思います。
こういった線引きを明確にしておくと、自分の中に安心感が生まれて、何か口にするたびに心配して疲れたり、まわりを振り回してけむたがられたりすることも減っていくはず。
また、もう少し気にしたいという方には「とくに危険と言われている添加物だけは避ける」というのもオススメです。ワカバは最終的にここで落ち着いています。
発がん性や強い毒性、胎児への影響など、とくに危険視されている添加物は、次の30種類です。よければスクショなどして活用してください。
①発ガン性が疑われている添加物
- ウコン色素
- タール色素(青色1号、青色2号、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号)
- 二酸化チタン
- ソルビン酸、ソルビン酸K
- 安息香酸、安息香酸Na
- サッカリン、サッカリンNa
- アスパルテーム
- トラガントガム
- BHA
- OPP、OPP-Na
- 発色剤(亜硝酸Na、硝酸K、硝酸Na、硫酸第一鉄)
②胎児への悪影響が心配される添加物
- イマザリル、TBZ
- ツヤプリシン
- BHT
③強い毒性のある添加物
- アセスルファムK、スクラロース
- ジフェニル(DP)
- カラギーナン
- パラベン
- しらこたん白、ポリリジン
- プロピオン酸、プロピオン酸Ca、プロピオン酸Na
- 亜硝酸塩(亜硫酸Na、次亜硫酸Na、二酸化硫黄、ピロ亜硫酸K、ピロ亜硫酸Na)
参考文献:食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物(だいわ文庫)
あまり見かけないものもありますが、漬物や缶詰、お菓子、ハム、ソーセージ、ドレッシングなど、身近な食品で使われているものもあります。
加工食品を買う際など、時々チェックしてみてください。
無添加の食材なら秋川牧園
無添加の食材を買いたい方には、秋川牧園の宅配もオススメです。
秋川牧園の食品には添加物が一切使われていないので、どれも安心して食べられます。いちいち原材料や産地を気にしなくていいので、気持ちがとても楽ですよ。
余計なものを使わずに作られた食品は味も全然違います。

ワカバはとくにからあげやミートボールなどの肉系の食品が気に入っています。
肉の加工品は市販のものでは添加物が多く使われがち。秋川牧園のお肉はすべて無添加なので、安心して食べられます。夕食の一品やお弁当のおかずにも使えるので助かっています。
無添加食品の宅配と聞くと、送料や金額が気になりますよね。
秋川牧園では注文金額に応じて送料が変わり、6000円以上で無料になります。まとめて注文すれば送料はかなり抑えられますよ。
商品については、やはり市販のものに比べると価格は高めです。
ただ実際に使ってみると、スーパーでの買い物と違って、ネットでじっくり商品を見ながら購入できるので、結果的に無駄遣いが減ったように感じます。
「質のよいものを必要な分だけ買いたい」という方にはピッタリだと思いますよ。
秋川牧園のお試しセットは定価の約30%オフで注文できるので、気になる方はぜひ試してみてください!
添加物を気にすることに疲れたら
病気になった、妊娠した、恐いニュースを聞いた……添加物を気にするようになったきっかけは人それぞれだと思います。ワカバの場合は体の不調がきっかけでした。
添加物を気にし始めると、それまで普通に食べていた身近な食品さえ、口にするのが怖くなってきますよね。
添加物を気にしすぎて疲れてしまったら、一度立ち止まって、肩の力を抜いてみてください。添加物との付き合い方を見直して、自分なりの線引きを見つけると、気持ちがずっと楽になりますよ。
本当のところ、添加物の是非は素人にはわかりませんし、専門家でも意見が別れています。それなら、やたらに添加物を気にしてストレスを溜め込むよりも、自分なりのラインを決めて、毎日の食事を楽しむほうがいいと思いませんか?
この記事を読まれた方は、一度添加物との付き合い方を見直して、自分なりのラインを見つけてみてください。
また、無添加の食材が買いたい方には、秋川牧園の宅配がオススメなので、よければチェックしてみれください!